無能な主婦がスリをダメにする
翔と智が暮らす平屋の日本家屋その襖だけで仕切られた広間は今、近付く秋の例大祭の飾りで埋め尽くされていた。
いつもは使わない奥の洞に面した一室で二枚の蒲団を並べ翔と智は眠りにつこうとしていた。
『智くんと初めて結ばれたのもこの部屋だったな…』ぼんやりと天井の木目を視ながら翔は思い出していた。
脇で智が『うぅ~ん』と寝返りを打つとスリスリと翔の胸元に頭を寄せてくる。
昼間は本当に素っ気ないほど、翔に触れてくる事のない智だが、寝入りばなや寝起きで眠りが浅くなるとこうして翔にすり寄ってくる。
そして翔の匂いに安心するのか、微笑むとまた眠りに落ちていく。
その微笑みは無垢な幼子のようにも見えるがこの男はそうは行かないようで…
「…止めろ…寝るんだよ、俺は…」
「だって智くん。朝、ヤろうとしたら『身体辛くなるから夜にして』って言ったじゃん。」
智の拒否の言葉は耳に届かないようで翔に手が智の胸板をなぞっていく。
「止めろって…翔くん、盛ってばっか…ん…」
「それは健全な若者ですから!…智くんはもう枯れちゃった?お爺ちゃんみたいですね~。…あら?そうでもないか!」
「うるせぇ…」
愛する者の囁きに、智の身体は正直にその愛を求め始める。智が寝間着を脱ぎながら、翔の口を唇で塞ぐ。
「最高の睡眠薬になるように、しっかり満足させろよ。翔くん。」
「もちろん!ぐっすり眠らせてあげるよ。智くん。」
翔とこうして身体を重ねるたび、どこか後ろめたく感じる自分がいた。その不安がどこからくるのか?男同士の愛からか?それとも別の後ろめたさがあるのか?
『愛してる…好きだよ、智くん…』そのたびに真っ直ぐに隠す事なく、翔は智に愛を伝えてくれた。気がつけば朝日が霧を晴らすように、智も素直に翔の愛を受け取れるようになっていた。
翔の宣言通り、目一杯愛され疲れはて、ウトウトする智の髪を翔が鋤く。
「智くん。正式に通知がきてから言うつもりだったけど…。『大野智』の住民票が発行されるよ。」
「えっ?俺の住民票が?」
「父さんが智くんの保証人になったから…でもそれ以上にこの一年、智くんがこの里で過ごした姿が皆に認められたからだよ。」
「本当に…?じゃあ、ココにずっと居られるんだ、俺。」
翔の胸元で顔をあげた智の目には涙が浮かんでいた。
「智くんの誕生日は山風神社を開いた日。例大祭の 11 月 26 日になってる。青龍がこの地に舞い降り、里に恵みがもたらされた日が智くんの誕生日。
それでね、歳は俺より一つだけ年上にした。」
「なんで?俺、皆と同じ歳でよかったのに…」
「うん。何でかな…どうしても智くんは年上な気がして…だから一つだけお兄さんにした。あと…
戸籍はあと5年は掛かるそうなんだ。智くんの記憶が戻るかも知れないし、行方不明者との照合があるんだって。…智くん。智くんは記憶を取り戻したい?」
「過去の記憶か…。翔くんや皆は何をしてきたか解らない俺は嫌かも知れないけど…。俺は…知らなくていい。
今の自分がいい。どんな過去でも今より幸せだと思えないから。翔くんは?俺の過去を知りたい?」
「ううん。俺は智くんが好きだよ。智くんの全部が。過去の貴方を愛した人がいたのかと思うと怖いだけ。
今の智くんと俺、一緒に一日一日歩いて行きたい。それが俺たちの過去で未来で、ずっとずっと…。
あれ?智くん。寝ちゃった…?つかれさせちゃったか…。
お休み…愛してるよ。智くん…おやすみなさい。」
「スリ」という革命について
もうすでに先週のお話になってしまいましたが&bsp;&bsp;敦賀色浜「竹宝丸」さんで行われたタルイカの調査https://ameblo.jp/chikuhoumaru/&bsp;&bsp;その気になる結果をご報告&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;・・・と、その前に&bsp;&bsp;すでにご存じの方も多いとは思いますが&bsp;&bsp;6,7月あたりからすでに小型のタルイカが混獲されており&bsp;&bsp;当然のことながら今シーズンの期待は高まっていると思います。&bsp;&bsp;実はその調査便の前に・・・&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;タルブリッドの新色「ハンチャングロー」↑の名前の由来になった&bsp;&bsp;現役タルイカ漁師のハンチャンから水揚げの報告をうけ&bsp;&bsp;その模様を見学に行ってきたんですが&bsp;&bsp;コレがスゴイ!!&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;ハンチャン曰く&bsp;&bsp;これでも水揚げたったの50kgだそうな・・・(笑)&bsp;&bsp;なるほど&bsp;&bsp;同じ日にタルイカを狙った&bsp;&bsp;漁師仲間の刀根さんなんて&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;タルイカのシャワー状態💦&bsp;&bsp;よ~く見ると&bsp;&bsp;3kg前後の小型に混じって7~9kgサイズもコンスタントに混じっており&bsp;&bsp;ますますもって期待が高まっている中での調査便だったわけです♪&bsp;&bsp;さて&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;当日船長がとった作戦がなかなか納得&bsp;&bsp;決して良いとは言えない潮の流れの方向に&bsp;&bsp;ジアイは一瞬と考え&bsp;&bsp;一番期待できそうな時間に&bsp;&bsp;一番期待の持てる水深にさしかかるよう&bsp;&bsp;潮の速さと向きから逆算したところからパラシュートアンカーを投入&bsp;&bsp;当然僕も・・・&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;NEWアイテム縛りで臨むのであります&bsp;&bsp;・・・が&bsp;&bsp;タハハ・・・💧&bsp;&bsp;初戦めでたく黒星スタートとなりましたとさ・・・(笑)&bsp;&bsp;とはいえ&bsp;&bsp;船長の読み通り&bsp;&bsp;釣れると思った時間帯に釣れると思ったポイントで&bsp;&bsp;キッチリルアーを触ってくれたんですから&bsp;&bsp;手ごたえ充分の調査だったんではないでしょうか?&bsp;&bsp;気になる船全体でのスコアはコチラ↓https://ameblo.jp/chikuhoumaru/etry-12403180566.html&bsp;&bsp;本格的なスタートはもう少し先でしょうが&bsp;&bsp;そろそろご準備の方&bsp;&bsp;よろしくお願いいたします👍&bsp;&bsp;・・・&bsp;&bsp;そこで業務連絡♪&bsp;&bsp;「アニサキスッテ」と違い&bsp;&bsp;タルイカアイテムは至って順調に進んでおりまして&bsp;&bsp;今日(9/12)現在でスリープウォーカーの出荷はほぼ完了&bsp;&bsp;すでに店頭に並び始めているかと思われます。&bsp;&bsp;また&bsp;&bsp;皆様のお役に立つのだよ・・・の念を込めて&bsp;&bsp;タルブリッド180gの出荷も着手しており&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;コチラは早ければ週末には店頭に並ぶと思われます。&bsp;&bsp;最終的にはCMになってしまいましたが&bsp;&bsp;おかげでちょっとだけ忙しかった僕も&bsp;&bsp;来週から何かしらフィールド復帰できそうです♡&bsp;&bsp;
スリ 関連ツイート
何もだよ𐤔𐤔私も朝早くにtomoちゃんに送ってしまってるし😅
嬉しい気持ちでグッスリ眠れた?😊
うん😆私もいつかtomoちゃんに会いたいな✨
節電しながら少しずつ普… https://t.co/W4vLDw5m9D
(ギュッ、スリスリ)