断念 男はいつだって、目を見開いたまま夢を見ている。

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たまには断念のことも思い出してあげてください

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長男‥2014.04.03（約1ヶ月半切迫早産で入院）
次男‥2018.04.26（切迫流産、切迫早産にて自宅安静108日、入院63日）
切迫早産乗り越えてニ児の男の子母です現在育休中

おはようございます♡

長男→4歳

次男→生後166日目☆5m16d
昨日は実母の還暦祝いも兼ねての軽井沢に行ってきました

実母のリクエストでアウトレットへ
軽井沢、寒かったです
↑長男、次男とも防寒長男のジャンパーは妹が買ってくれました♡
家族全員揃ってのお出かけは久しぶりでした
長男も終始ハイテンション。
実母にお祝いで好きなものを買ってあげたかったのですが、気に入ったものがなく、今回はお買い物を断念。
アウトレットって、買うぞ！！！と思うと、いいものがなかったりしますよね
妹達もあまり買わず‥

私はトップス2枚、カーデ、タイツを購入↑総額5千円くらい
私もいつもならもっと買うのに、いいものにめぐりあえませんでした

そんな日もありますよね♡
ちなみにお昼はみんなでイタリアン

↑サラダバー
↑皆んなでシェア

↑久々の家族写真
かなり美味しかったです♡ご馳走様でした
軽井沢、思ったより近かったのでまた行ってみたいです
さすがに疲れたので今日はのんびりしようかな
では、今日も一日頑張りましょう♡

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そろそろ断念は痛烈にDISっといたほうがいい

―May the FOXGOD be with You―★今日のベビメタ本日10月9日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。&bsp;もちろん、秦氏がアジア大陸を流浪して日本にたどり着いたユダヤ人であり、稲荷＝INRI＝十字架につけられた救世主イエス・キリストだというのは、よくあるトンデモ話のバリエーションに過ぎない。「和を以て貴しとなす」を第一条に掲げた十七条憲法は、間違いなく日本人の理想だと思うが、そんなありがたい教えがありながら、日本史は内戦の歴史でもあった。16世紀、ローマ教皇が世界を分割したトルデシリャス条約・サラゴサ条約にもとづき、ポルトガルやスペインが、南米やフィリピン、モルッカ諸島、マカオを植民地化したのち、最終目的地として来航した黄金の国ジパング＝日本の植民地化を断念したのは、織田信長、豊臣秀吉といった戦国時代を勝ち抜いた武将や兵士たちがあまりにも精強だったからである。現実の社会は、理想通りにはいかない。自然災害や戦乱、暴政・失政によって、庶民の暮らしは常に脅かされてきた。お稲荷さんはINRI＝イエス・キリストだから庶民に信仰されたのではない。「稲」荷という字のとおり、もともと稲荷神は、稲の豊作を願う田の神だった。野生のキツネは、実った稲穂や保存してある穀類を食い荒らすネズミを捕食する天敵である。それを利用して、水田や穀倉のそばに祠を立て、そこにキツネを餌付けしておくと、その尿の匂いでネズミが近寄らないという効果があった。そのため、稲作が広まるとともに、キツネ＝田の神の御使いという信仰が生まれた。ふつうの神社の入り口には狛犬が置かれ、拝殿・本殿を守っている。それは、トンデモ本のいう通り、遠いユダヤの国で、ソロモン王の玉座の両側に獅子が置かれた故事に則っているのかもしれない。狛犬は、三越のライオン像のように寝そべってはおらず、「列王記上」に書かれた通り、必ず四足または二足で「立っている」からだ。だが、秦氏は、古代人の磐座信仰があった聖地、山背国伏見村の稲荷山に伏見稲荷を創建した折、狛犬ではなくキツネを選んだ。伏見稲荷に限らず、熊野神社や羽黒山など、大きな寺社はたいてい、同じように古代に磐座信仰のあった聖地＝パワースポットに建てられている。神社の成り立ちそのものが、日本人や日本文化の重層性を示しているといえるのだ。それはともかく、秦氏は、庶民が信仰していた田の神の御使いキツネを、そのまま御食津（みけつ）の神、豊穣神ウカノミタマの御使いとした。遠い異国の習俗を持ち込むのではなく、庶民の素朴な信心に寄り添ったのである。そのためか、稲荷神社は、最も庶民に人気の高い神社となった。神社本庁が調査した宗教法人としての神社7万9335社の分類では、八幡信仰（八幡宮）7817社、伊勢信仰（神明社）4451社、天神信仰（天満宮）3953社で、稲荷信仰（稲荷社）は2924社で第4位である。だが、伏見稲荷大社のHPによれば、個人、商家や企業がその敷地内に勧請した祠まで入れると3万社あるという。お稲荷さんは日本でダントツに多い庶民の神社なのである。稲荷信仰が大流行したのは、江戸時代、市中の商家だった。以前書いたように、日本のインターネットIPアドレスを管理する社団法人JPNICも、内神田の三つのお稲荷さんが作る三角形の中心に位置している。喜多川守貞は著書『守貞漫稿』で、「江戸市中にては武家及び市中稲荷神あることその数を知るべからず」として、「諺に、江戸に多きを云いて、伊勢屋稲荷に犬の糞」と書いている。数が多いだけではない。お稲荷さんは、豊作を祈る農業神の性格が拡大され、商売繁盛、家内安全、病気の治癒まで、ありとあらゆる庶民の希求、願望を実現する神となった。江戸時代後期に書かれた『東都歳時記』（斎藤月岑）に、江戸で初午に参詣すべき稲荷神社が46社挙げられているが、その社名を分類した宮田登によると、①農業神②土地神③稲荷神示現の聖地④稲荷神示現の神樹⑤憑き物に関係した人名⑥キツネに関係⑦福寿・長寿の祈願⑧子育て・安産、病気平癒⑨火災除け⑩食物の禁忌、など多様であったという。（宮田登『江戸町人の研究2』所収「江戸町人の信仰」）。さらに、『江戸神仏願懸重宝記』（篠田金治）によると、病気平癒だけをとっても、頭痛なら永代橋の「高尾稲荷」、眼病なら市ヶ谷の「茶の樹稲荷」など、病気の種類に応じたお稲荷さんが存在するという。以上は『お稲荷さんの正体』（井上満郎、洋泉社）からの受け売りだが、ぼくはこれを知ったとき、フィリピンのカトリック教会の多様性を思わずにはいられなかった。1521年、マゼラン海峡を越えて太平洋に出たマゼランがセブ・マクタン島に来航し、原住民ラプ＝ラプに返り討ちにされる。その後生き残りの艦隊は世界一周を成し遂げ、サラゴサ条約にもとづいてフィリピンと名づけたこの島の領有を宣言。1565年、レガスピがスペイン艦隊を率いて来航し、フィリピンはスペインの植民地になり、原住民にはカトリックへの入信が強制された。植民地時代、カトリック教会は、フィリピン行政の単位であり、原住民を管理する「市役所」のようなものだった。南米同様、植民地化され、塗炭の苦しみを受けつつも、フィリピン人庶民にとって、キリストへの信仰は心の支えとなった。それだけではない。各地の教会はそれぞれ守護聖人を戴いており、その権能によって信者を惹きつけた。カトリックの守護聖人とは、殉教など、福音宣教に貢献し、死後、神の祝福によって奇跡的な力を得、生きている人間の祈りを、主であるイエスに取り次ぐ権能を与えられた者のことである。守護聖人には、それぞれ、担当する職業、国、地域、あるいは願いの種類がある。例えば、こんなふうに。・聖パンクラティウスは、両親を亡くし幼くしてキリスト教信者になったが、ローマ皇帝にローマの神々を信仰するように言われ、それを拒んだため14歳で首を落とされ殉教した。そのため、この聖人は首・頭・頭痛の守護聖人となった。・聖ルチアは、貧しい人々に食事を与え献身的に尽くしていたが、あまりに結婚の申し込みが多いので、自分を醜くしようと目をくり抜いてしまった。しかし、神は彼女の目を再び見えるようにしたので、彼女は目や眼病の守護聖人となった。・シチリアの聖アガタは、神への献身からシチリアの高官の求婚を拒絶したところ、乳房を切り落とされ殉教した。そのため、乳がん患者、乳房の形から鐘職人やパン屋の守護聖人となった。・聖ラウレンチオは、スペインに生まれ、公認前のローマ皇帝に迫害されると、教会財産の大部分を貧しい人びとに分け与え、焼き殺された。このため火災、やけど、熱病から守ってくれる守護聖人となった。などなど。守護聖人で最も大きな力を持っているのは、もちろん、イエスの母聖マリアである。教理上、守護聖人は、聖マリアも含めて、イエスに「とりなし、取り次ぐ」権能を有しているだけであって、現世に奇跡を起こす力は、神であるイエスのみが持っているものだ。だが、そんなことはよくわからない庶民は、病気や心配事があると、御利益のある守護聖人のいる教会をたずね、熱心に祈る。こういうカトリックの多様な聖人崇拝、庶民の現世御利益主義を、近代の知識人はあざ笑う。プロテスタントは堕落だとなじる。病気は医学で治療すればいいし、現世ではなく来世に富を積めというのが、真っ当な信仰ではないか。聖マリアは人間である。「聖人」など、カトリック教会が勝手に決めたものだ。それを神のように崇めるのは偶像崇拝そのものではないか、と。しかし、熱暑と悪臭と人いきれのスラム街の教会で、家族の病気平癒を願い、守護聖人を訪ね、必死に祈るフィリピンの人々を見たぼくは、決して彼らをあざ笑うことはできない。神は人のために在るものだ。百歩譲って、守護聖人への祈りが何の効果もなくても、家族のために祈ることで、どうにもならない現実に直面した庶民は、奇跡への期待で心の慰めを得、厳しい巷で生き抜く力を得るのだ。そういう庶民の気持ちに寄り添わなければ、宗教には何の意味もないとぼくは思う。江戸時代、幕府は寺請制度（檀家制度）を作り、仏教寺院を行政組織に組み込んだ。それによって仏教寺院は経済基盤を固め、立派な建築を持つようになったが、うち続く戦乱の時代に、庶民の悩みや願いに応えていたはずの仏教は、文字通り敷居の高いものになってしまった。江戸市中に伏見稲荷からお稲荷さんが盛んに勧請されるようになったのはその頃からである。素朴な田の神であったキツネは、神獣＝妖怪としての奇跡的な力で、庶民の現世の願いを叶えると信じられた。稲荷＝INRIなど知らなくても、キツネ様は全知全能の力であらゆる庶民の願いに応える神だということを直感したからこそ、あれほど盛んにお稲荷さんが勧請され、多様な祈りの場が生まれたのだ。だが、民話で、悪さをする化けキツネは、たいてい「霊験あらたかなお寺の和尚さん」に退治される。これこそ、体制化した仏教勢力と、庶民の願いを叶える神獣＝お稲荷さんが対立構造にあったことを示すものではないか。BABYMETALがキツネ様を守護神とし、マスメディアから一線を画しているのは、こうした構造を継承しているからかもしれない。もちろん、ぼくらメイトは、キツネ様の奇跡的な力を信じる庶民である。（つづく）&bsp;