森が心配です。海が心配です。ベースアンプが心配です。

ベースアンプ
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童貞がひた隠しにしているベースアンプ

先日のライブにかけて数回リハーサルもやって、割とたくさんベースを弾いていたわけですけど、今回は今で言う『スラップ』昔は『チョッパー』もっと前は『サムピッキング』、要は親指で弾いたりする奏法なんですが、それを使うことが多くて、慣れない奏法に苦労しました。
40年前のボクは、ほぼどんな演奏でも基本はチョッパー、みたいに弾いていましたが、今となってはアクセントに使う以外、先ず弾くことはありません。
まあ早い話が、先取りしたものの、ついて行けなかったということでしょうか。。。
話が本題から逸れますが、少し『スラップ』の歴史について書いてみます。そもそもこの奏法の元祖と言われているスライのラリー・グラハムが始めたそのきっかけは、ベースアンプの音が小さかったので、弦に指を叩きつけるようにしたり、弦をつまんではじいたりして、大きな音になるようにやっていたのだというのが定説。ですので、彼流の当時のチョッパーはかなりハードな奏法となっていて、今のスラップとは根本的なところから違っているんですね。
ボクらも当時、ラリー・グラハムのように弾いていたので、親指に血豆が出来てしまうような弾き方でした。その次に現れたのがまさにボクらの時代、ルイス・ジョンソンで、彼はラリー・グラハムと同じように叩きつけるのですが、その速さが当時としては驚異的でした。
しかしながら、チョッパーは彼らあたりで線引きした方がいいでしょうね。
ジャズ界にはスタンリー・クラークというベーシストがいて、彼はウッドベースでも超絶テクニックですが、エレキベースではこの手の奏法ではスタンダードとなっているフェンダーを使わず、アレンビック社のハイエンドなベースで、それはもう考えられないような速いフレーズが繰り出されていました。スタンリー・クラークの場合、チョッパーと違っていたのは、ものすごく軽く弾いていたということでしょうか。ボクらチョッパー世代は力を入れて叩いていたので、当然早く弾くにも限界がありました。しかし、すでに音量不足を補う必要もない時代になっていて、目的は単にチョッパー独特の音質を得るためであり、ハイエンドなベースの低い弦高も味方して、軽く叩いただけであの音が出てしまう。

この軽く叩く奏法もベースプレーヤーに広まると同時に急激に進化を重ね、今や超絶スラップ、超高速スラップといった、ほとんど弦に触る程度の力で息もつかせぬほどのフレーズを弾く一つの世界を作り上げてしまいました。

余談ですが、今のスラップは普通の指弾きの時と同じ音量で演奏します。ボクらチョッパー世代は力が入ってしまうので、当然指弾きの時とは音量も違ってしまい、どちらを弾くかボリューム調節もしなくてはいけなかった。。。
それだけ今のスラップは別物です。
先述のように、ボクは先取りをしたものの、時代についていけなかったというのは、ルイス・ジョンソンが精一杯だったからなんですね。この後ベースをやめてしまったこともありますが、もうそれで慣れてしまってるので、力を入れないスラップがわからない(笑)
まあ、しかしスラップとなると、「飛び道具」としての要素がほとんどで、主にライブでお客様に一発カマしてドヤ顔をするために弾く、みたいなことでしか使い道もなく、ベース本来の役目とは何の関係もないから、弾けても弾けなくても何の問題もない、そんなことでしかありません。
ここ一番!一瞬だけスラップ音が欲しい!とかアクセント的には昔からよく使われていますが、じゃあ例えば歌モノのバックで常に超高速スラップで弾きまくってる!なんてことは先ずないわけです(笑)
何故か?
先ほども書きましたが、それは言わば遊びであって、それはベース本来の役目ではないから使われることがないのだと思います。
とは言え音楽そのものは生き物ですので、この先どんな変化があるのかはわかりません、ベースの役目そのものまで変わってしまう可能性だってあるわけですが、それはその時のこと、今の段階では知ったこっちゃない。
で、長々とチョッパーだのスラップだの書いてしまいましたが、表題はストラップでありまして、何の関係があるんだ?と。
ここまできたらストラップの話題なんか大したことじゃない気もしますが(笑)
そのチョッパーですけど、ボクはベースの位置をかなり上の方にセットしていまして、つまりストラップは短いわけです。この抱えてる位置は全く気にしない人もいれば、センチ刻みで調整した結果今の位置になっているといった、かなりこだわっている人もいますね。
この辺りのことを書くと、ここまで書いてきた数倍の長さになっちゃうので割愛しますが、確かにスラップの長さもありますが、長さに関連して今度はベースの角度もあるんです。
最適な長さで最適な角度。
やっと本題にたどり着きました!
角度、要するにネックを立てるようにして弾くか、ネックを地面と平行につまり横にして弾くかみたいな差なんですけど、ボクの場合チョッパー弾く時は身体の真正面にボディが来るようにして、ネックを立てて弾いていました。最近のリハーサルでもチョッパーの時は指弾きの時よりは少しネックを立てて昔のように弾いていました。
しかし、なんか上手く弾けない!
座って弾く時は何とかなったのに、立奏の時は指が引っかかるようでタイミングを外してしまいます。
何が原因だ?
リハーサル中にふと、あれ?ネックを横にした方が弾けてる?
この形では絶対にチョッパー弾けない!って思ってたんだよね。
先入観ってヤツですかね。チョッパー弾くのにネックを地面と平行にして弾くなんてカッコ悪い〜って思ってました。

考えてみると、ベースを抱えてる位置で右手首の自然な振りから言えば、ネックは横になっていた方が楽に叩けるはずだし、逆にネックを立てて弾くと右手首は不自然な振りになってしまいます。
その後リハーサルでは、意識してネックを横にして弾いていましたが、何の問題もないし力も入らない、こっちの方が全然楽なことに気付きました。
しまった!コッチだったのか〜!
ベースアンプの音作りと言い、ベースを抱えてる角度と言い、50年もこんなことやってても、まだ発見することがあるなんてね!
さあ、そういうことであれば、ストラップの長さこれでよかったのか?ということになって・・・
また試行錯誤が始まるのか、面倒臭くなってこのまま続行するのか。
でもね、ちょうどいい位置がありそうな気がする。。。

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