勧誘という劇場に舞い降りた黒騎士
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『Vガーデンライブ20』会場・中野Vスタジオ4月18日開場18時45分開演19時00分料金500円会場 中野Vスタジオ
4/25(水)『うでだめしライブ』 &bsp;&bsp;&bsp;開場 19:20 開演19:30 &bsp;&bsp;&bsp;前売り・当日 完全無料なかのゼロ視聴覚ホール
◎4/29(日)SMAイディオットライブ~号外編A~会場千川びーちぶ(副都心線千川駅3番出口より徒歩30秒)開場11:45開演12:00料金700円
昇格式の事務所ライブ。大事!
7年くらい前からのお知り合いで、豊橋出身の絵描きさん「ささきなそ」ちゃんが高円寺で行なわれるBARイベントで「ロックンロール似顔絵屋さん」という面白企画をやっていると聞いたのでブラック企業に勤めていて常に顔から粉を噴いている後輩と遊びに行ってきた。
東京に来てから2回目の高円寺。初めてきた時はサラッと飲んで帰ってきたので、今回はフラフラ歩いてみた。
個性的な人達やお店楽器を持った人がちらほら違法風俗のマッサージの勧誘をする中国人女性もちらほらいろんなものが凝縮されてるなあと思って歩いていたらガード下でバンドマンらしき人達が何人か集まってお酒を飲みながらギターを弾いて歌って盛り上がっていた。
青い髪の毛の女の子がとても気分がよかったらしくギターを弾きながらすごく楽しそうに歌っていて周りのバンドマン達もそれに合わせて手拍子したり一緒に歌っていた。青髪の女の子は歌詞もでたらめだったけどギターを早弾きしてとにかく楽しそうでそれを笑いながら盛り上げる男達、酒を飲みながら微笑んで見守る女達。「始発待ちの歌〜!始発の待ちの歌〜!」はしゃぐ青髪。
青髪の子を中心にそこはガード下の野外のライブハウスだった。さすがバンドマンの街だなぁ〜、と遠目でみながら粉吹いてる後輩と目的地のバーで向かっていった。
いろんな人と飲んでお話ができて、とても良い気分ですっかり終電過ぎまで過ごし、バーを後にして深夜の高円寺を顔から粉を吹く後輩と歩いていた。
さっきのガード下まで通りがかるとまだバンドマンのグループがギターをひいてどんちゃん騒ぎをしていたのでよっ!さすがバンドマンの街〜と思ってみてみたら先ほどとは若干様子が違う。
さっきより人数も増えて盛り上がっているのだけど、中心にいるのは青髪の女の子ではなくさっきまで呼び込みをしていた、違法風俗の中国マッサージの女だった。
違法風俗の中国マッサージの女はミニのスカートでハンドバッグを振り回しながら踊っていた。隣には夜の仕事の人っぽいおばさんがこれまたハンドバッグを振り回して踊っていた。バンドマン達は変わらず楽しそうに歌っていた。
青い髪の女の子は隅っこでドン引きして見てた。青髪はわかりやすすぎるくらいドン引いてその光景を見ていた。さっきまで「始発待ちの歌」を歌っていた人とは思えないほど、不愉快な顔をして見ていた。
その後も違法風俗の女と夜のお仕事おばさんとバンドマン達は異常なテンションで「世界にひとつだけの花」を超アップテンポで演奏し、踊り狂っていた。
僕と粉吹きは始発まで飲み直そう、とお店に入り、僕はとんこつラーメンを頼んだ。ラーメンが美味しかったので替え玉を頼もうと思い、「すみませーん」と店員さんを呼んだら無言でスーッとやってきて「替え玉ください」の「か」くらいで、ラーメンの器を素早く持って下げてってしまった。
3ヶ月に一回くらいのペースで高円寺に来よう、と思った。