身の毛もよだつ勧誘の裏側
勧誘生きろ。
◆インテルメッツォ◆
先にも記したことではあり、また同じ件を記事にした諸氏のブログは数多あることから、今更と思わぬではないが、一応記録しておきたい。 昨日、自分の『俳句匣』三百句から残すべき作を選ぶべく、まず三百を二百に絞ってみようと、過去の当該記事をざっと二往復、第一句から全てチェックして行った。御存じのように、ランキングに直結する「アクセス数」を重要視する向きには大変不便なことながら、アメブロではこうした「自分で自分の記事を見る(勿論ログイン中に、である)」ことについても、全て一アクセスとしてカウントされてしまう。自分のブログを編集したりするのが好きで、かつ自分の〈人気〉を細かく知りたいブロガーにとっては、ブログへの正確な反響程度が分からなくなるので非常に腹立たしいシステムだろうと思う。 『甲寅藝文雜筆』に関しては、その点、特に複雑なことは無い。もともと、冷やかしも含めて、このブログへの日々の訪問者数は極少であり、そうした超低空飛行の中では、上記のような〈エゴ・アクセス〉については、ただ単に端的明瞭にその結果が記録に現れるに過ぎないからである。その記録が、今回は(今回も、かも知れない)明らかにおかしい。 ブログ管理ページに表示されている昨日のアクセス数は、私が自分で行なった訪問の、ざっと二倍のカウントである。同じような過去記事チェックをどこかで誰かがやったとでも言うのか。が、そうでないことは直ぐに判った。アクセス記録を時間に沿って見てみると、棒グラフがぐんと上がって数を稼いでいるのは私が自分の俳句をチェックした時刻のみである。つまりこの数字を作っているのは私自身なのである。このアクセス内訳が妙なことになっている。スマホ、PC双方にほぼ同数のアクセス記録が同時に上がっているのだ。 これはどういうことだろうか。ここでちょっと思い出したことがある。以前に、これは私と違って情報機器やインターネットに頗る詳しい知人が、確かアップル社のiPhoeと他のスマートフォンとの違いについて説明していた。情報弱者には俄に理解出来る理屈ではなかったが、要するにiPhoeは他のスマホよりもパソコン寄りなのだ、と。私が現在アメブロをはじめネット全般に繋がっているツールはiPhoeのみである。要するに、それによるアクセスが、一回につきスマホ、PCそれぞれで一カウントされたと見るのが自然な今回の結果なのである。こうした具体的な不自然は、私のブログのように訪問者が無く、たまのアクセス増加があからさまに記録に反映される場合にだけ、偶然発見されるものには違い無いだろう。 ただ、これをデータとして、「アメブロではiPhoeからのアクセスは全て一回につき二回となる」と言うことは出来ない。正確なことは不明だが、普段は多分そうなってはいない筈である。それよりもアメブロ・ブログ管理ページのアクセス記録には奇妙なことが多過ぎる。今回にしてからが、私のセルフアクセスをどっと反映したのはいいが、その他がおかしい。私のような者のブログにも、これはアメブロの特長として、日々様々な方からの「ペタ」が付いて来る。最近に私の方から比較的多くのブログをランダム訪問したこともあって、昨日私に付いた「ペタ」は百五十弱であった。勿論これは丸一日かけてばらばらに付いたものである。ペタを付けるということは曲がりなりにもブログに来ているということだ。それがどうしたことだ、昨日のアクセス記録には、時系列にも、また数字の上でも、それら私へのなけなしの反響実績が、まるで反映されていないじゃないか(笑)。 もう、言われ尽くしていることながら、しかくアメーバのブログ管理はデタラメである。現在ブログジャンル一新とかで「ランキング」とやらへの勧誘が運営側から大変盛んであるだけに、そうしたランキングの基礎となるべきアクセス記録の不便な点、不正確な点については改めて注意を促したく、今回の記事を書いた次第である。