サザエさんの関連商品を取り揃えております

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東芝が倒産の危機に直面している。

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戦後の日本は加工貿易国としてその『技術力』で経済発展してきた。

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小学校か中学校で習うと思うが、鉄などの原材料を輸入してこの原材料を自動車とか冷蔵庫とかに製品加工して、これをを輸出して儲けるという仕組みである。

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その中でも電気製品は世界一のブランド力を誇っていた。

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電気製品と言えば私の中では『東芝』の名前が真っ先に思い浮かびます。

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それは東芝の製品に愛着があるからなのです。

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私が子供の頃は昭和時代の真っ只中でした。家にあるテレビ・洗濯機・冷蔵庫・掃除機等の殆んどの家電が東芝製であった記憶があります。

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それもそのはずで冷蔵庫・洗濯機・掃除機の国産第一号の製品は東芝製だからなのです。

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上の写真の様な丸い画面でチャンネルを回すタイプのテレビが家にありました。

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今の薄型液晶テレビとは違って映りが悪くなることが多々あり、その度にテレビを叩いて直したものです。

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また、私事ではありますが東芝の工場で派遣社員で仕事をした経験があります。

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東京の東芝日野工場にて二つ折り式の携帯電話が全盛期の頃に、ここで携帯電話を組み立てる作業に従事しておりました。

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その愛着もあり自分自身が使っている携帯電話や一番最初に購入したスマートホンは東芝製のものでした。

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上の写真にあるような東芝が出しているＲＥＧＺＡを所有していました。

一方、二つ折りの携帯電話は使っていたのは７・８年前なので型名までは覚えていませんが、やはり東芝製の製品でした。

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記憶は定かではありませんが上の写真のようなデザインだったと思います。

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しかし、携帯電話からスマートホンへと時代が移り変わり、そのスマートホンの分野ではiPhoe が大人気となり国産電気メーカーの製品は劣勢に立たされました。

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この分野では東芝も例外ではなくiPhoe にシェアをドンドン奪われていったのです。

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近年では東芝のスマートホンであるＲＥＧＺＡを使っている人を全く見かけなくなりました。

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このような状況となっては、携帯電話事業の統合で東芝日野工場は閉鎖することを余儀なくされました。

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東芝日野工場跡地

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工場の閉鎖後、建物は取り壊されたようですが自分が働いていた所でもあったので何とも寂しい限りです。

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サンヨーやシャープも消えてしまいましたが、東芝がこの二つのメーカーと違う点があります。

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それは国民的人気アニメの『サザエさん』のスポンサーをしているということです。

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サザエさんというアニメは日本国民で知らない人はいないと言っても過言ではありません。

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私が海外旅行へ行ったときにも現地の人が「ワカメちゃん」とかと言っており、その地名度には驚かされたものでした。

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上は番組の中でサザエさんとタラちゃんがスポンサーの紹介をする場面です。

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「エネルギーとエレクトロニクスの東芝の提供でお送り致しました。」という日本人なら必ず耳にしたことがあるセリフがあります。

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それなので、この「Ｅ＆Ｅの東芝」のＥはエネルギーとエレクトロニクスの頭文字だと９９．９９％位の人間が認識しております。

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だがしかし、本当にそうなのでしょうか？

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私はいつも言っているように映画やテレビには裏社会の未来予告が刷り込まれていますから注意して見て下さいと。

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このＥという頭文字は実はＥＮＤを表しているのであります。

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終わるということです。

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Ｅ＆ＥですからＥＮＤが二つあるということです。

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ＥＮＤとなることのひとつ目の意味は東芝が終わるということを予告しておりました。

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そして、もうひとつのＥＮＤは日本が終わるという意味なのです。

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「そんなバカな？」と思う人がいるに違いありません。

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現実に私が東芝日野工場で働いていた頃は携帯電話の製造ラインが休むことなく昼夜稼動しておりました。

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上の写真のように大きな敷地内に建物がいくつも並んでいました。

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しかし、その建物は打ち壊されてしまいました。

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そして今では東芝とは関係ない物流センターが立っているようです。

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これは私が現実に目にしてきた時の流れです。しかもここ数年間の短い期間にあっという間に工場が無くなってしまったのです。

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日本という国だってあっという間に終わりとなるのであります。

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東芝が倒産すれば、スポンサーをしている『サザエさん』は放送打ち切りになり、良識がある昭和時代からの名作が消滅してしまいます。

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その後は道徳のないアニメか下らない番組が後釜となるのです。

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受験生にしてみても優秀な人材は理工系の学部には進学せずに、医学部に取られてしまうようになります。（もうそのような傾向になりつつあります）

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問題はこのようになるとどうなるのか？ということです。

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日本はアラブの国みたいに黙っていても石油が吹き出るワケではないのです。

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食物生産をして輸出し、その外貨で国が運営できるワケでもないのです。

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日本という国を支えてきたのは、やはり何と言っても『技術力』であり、これが喪失すると国家は破綻するのであります。

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ですから、”Ｅ＆Ｅの東芝”　とは「東芝が終わり、日本も終わる」というＥＮＤの意味なのです。

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