地球のことはもう忘れましょう。あいつはもうだめだ。
枯れた小枝が、美しい新緑の小川の
流れを塞いでいたような日々でした。
魚の小骨が喉に突っかかったような思いで
見つめていたような気がします。
枯れ枝がどこかへ自ら流れて行った途端
光が差し、美しい流れを取り戻した小川は
その本来の意味を取り戻した
たくさんの生命を育みながら
たくさんの潤いを届け広大な海へ
流れて行きます。
自然の摂理に従い
自ら流れて行った枯れた小枝は
どこへ行ってしまったのかは
分かりません。
きっと、どこかで自然に分解され
何かの栄養素になっているのだろうと
それもまた、人の手にはどうにも出来ない
自然の摂理なのだと
自然の景色は言葉は無くても
その様子を見ているだけで
人間が誕生する前から繰り返され
脈々と繋がって来た命の尊さを
教えてくれるようでした。
今日もこれからも緑豊かな美しい
地球でありますようにと心から祈った朝でした。