大阪公演の失敗しない通販店舗選び、通販ショップ大集合です
月です
大阪公演の真実
THE ICEの公演がひと段落ついたところでちょっと私事ですが書かせていただきます。
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昨日お友達から共通のD友さんが亡くなっていたというお知らせをいただきました。
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以前から闘病中なのは承知しておりましたが、まだもう少し先の話だと思っていたので思ったよりも早い訃報にショックを受けました。昨日は仕事だったので気を取り直して平静を保っておりましたが、今日はお休みだったのでもうダメですね・・・
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取り立てて闘病のあらましやご様子はお聞きするつもりはなく、でもせめてお悔やみを申し上げねば、と妹さんに電話してみました。
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彼女のピグのお名前は「たーちゃん」さんとおっしゃいます。
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私たちのLINEの仲間で常日頃懇意にさせていただいてましたので親しい皆様には大阪公演終了を待ってお知らせさせていただきましたが、アメーバでも私が知る以外に親交があった方もいらっしゃるでしょうから、お知らせとご報告を兼ねて記事にさせていただくことにしました。
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また記事にすることで皆様にたーちゃんさんのことを知っていただきたい想いもあります。
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たーちゃんさんが私と知り合ったのはピグのアメンバー申請をいただいたのがきっかけでした。読者の皆様にも申し訳ないのですが、申請の際はかならずメッセージをいただくことにしているのです。
でもたぶんそのころはまだピグに慣れていらっしゃらなくて、うまくメッセージが送信できなかったのかもしれません。たーちゃんさんからこのようなコメントをいただきました。
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2014年4月21日 たーちゃんさん
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「承認して頂けたのでしょうか。御礼のメッセージ消えてしまいました。改めてありがとうございます。
フィギュアスケートに初めて触れたのは日ソ対抗だったと思います。以来ソ連の選手ばかり視線が行きます。
2年前のブルース見て高橋大輔に嵌まりそれからは博打のようなチケット取りの日々を楽しんでいます。いいえ、本当にはまったのは初めてのNHK杯だったのだと最近、自覚しました。」
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以前にメッセージをいただいた覚えがないので何かの間違いかとも思いましたがこうお返事しました。
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「たーちゃんさん
はじめまして。私にメッセージ下さったのですね。申し訳ないのですがまだ一度も届いていないようですので、再度送っていただけないでしょうか?
このコメントで確認できたので承認はさせていただきました。
日ソ対抗って懐かしい世界ですね。もしかして五十嵐さんの頃?
日ソ親善フィギュアスケートってのがありましたね。私も子供の頃はもっぱらソ連の選手を見て
ました。ベステミアノア&ブキンの大ファンでした。
たーちゃんさんの見た初めてのNHK杯っていつでしょう?大ちゃんのデビューのときでしょうか?
いろいろとまた教えてくださいね。
おっと関大始まったようですね。ではまたメッセージよろしくおねがいします。 momokiku」
待っておりましたが結局たーちゃんさんからのメッセージは届きませんでした。
気になっていた私はあるとき彼女のお庭を訪ねてみたんです。そしたらちょうど彼女がいらしてたので直接ご挨拶したのがきっかけでお話しするようになりました。
たーちゃんさんは実に気さくでしたし、私たちはすぐに意気投合し、他のD友さん達ともすぐに打ち解けてお庭で会えばひたすら大ちゃんの事を話し込むようになりました。
あの頃はそうやって随分とたくさんのお友達を作ることが出来ました。それも大ちゃんと同じく私たちがあまり人との垣根を造らないタイプだったからかもしれません。
やっぱファンも押しの性格に似るんですよー。
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実際にお目にかかったのはその年の12月、クリスマスオンアイス2014でした。待ち合わせ場所に立っていたお姿を今もはっきりと覚えてます。オレンジのショールが目印ですぐにわかりました。
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4月以来毎晩のようにお庭で話していた仲です。初対面の堅苦しさはなく、早速もう一人の友達と3人で初日で売り切れたという赤緑のD1SKタオルを持って新横の駅で記念写真撮影。最初はお約束の天地逆さまでねww何度か撮りなおしました。
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妹さんに言わせれば一人で行動することを好み、あまり人付き合いは得意ではなかったというたーちゃんさん。だから初対面でいきなりこんなミーハーなことやらされるとは思ってなかったでしょうねえ。
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振り返ってみれば私にメッセージを送るところからして、かなり心理的なハードルを越えていらしたんだろうなあと今になって申し訳なく、またすこし可笑しくなります。知らないって恐ろしいことだわ。
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たーちゃんさんと楽しく過ごした初めてのオフ会の後、メッセージをいただきました。
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たーちゃんさん 日付: 2014年12月31日 15:40 件名: XOI&bsp;
「私はXOIで幸せな時間も共有でき、楽のサプライズに驚愕で未だに現実に帰ってこられません。
夏のFOIに浸って、これ以上のショーは正直もうできないんじゃないかじゃないかと思ってました。
XOIで更に夏を上回ってしまうなんて。大ちゃんという人、思う以上に尋常な人間ではないなと感じました。
来年もやりたいと言ったことも嬉しいですしね。この耳で聞いちゃった。
このアイスショーを成功させた大ちゃんにはこれを守っていく責任も生じてしまいました。
大ちゃんがやるよっていえばそれだけでいいはずです。大事なのは人です。今回でよく分かりました。
人は集まってきます。
マジで大真央による国立競技場こけら落としあるんじゃないかと思えてきました。
大ちゃんはもう、次のステージを人生設計として見据えてるんじゃないかと私には見えました。
初めてのオフ会楽しかったし、みなさん優しかった。
出席できてよかったです。ももさんが軽い感じで誘ってくださったおかげです。有難うございました。
年の瀬ぎりぎりでお礼が言えてよかった。」
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ああ本当に、大ちゃんと真央ちゃんで国立競技場のこけら落としに関われるといいよねー
ですがその実現を見届けないまま、彼女は旅立ってしまいました。
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まだ早すぎました。
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たーちゃんさんにとっての最後のアイスショーは去年のXOI2016です。私は土曜日の夜公演から見る予定で、昼間彼女に案内してもらって横浜観光をするのが楽しみでした。
その時すでに少しばかり疲れてる様子で覇気がなかったんですが、ちょっと風邪をひいてたという話に納得してしまいました。
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もう一人のD友さんと一緒に歩いた横浜の赤レンガ倉庫。あの日は素晴らしく良いお天気でした。
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これは彼女に贈ったクリスマスカード。今年も差し上げられると思っていたのに。
2014、2015、2016・・・・たった3回で終わってしまうなんて・・・
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年が明けてたーちゃんさんとまったく連絡付かないのを心配しておりましたら、みな同じだったようで、これは何かあったのでは?と数人で安否確認しておりました。
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私からの着信履歴の数を見た妹さんがこれは心配してるのだろうと気が付いて連絡してくださったのはようやく3月になってからでした。
お電話をいただいた際、病名を聞いて大変に悪い状況というのは察しがつきました。なのでお忙しいところ皆様にはお手間とらせてしまいましたが、急遽作ったメッセージ入りの作品をもって病院にお見舞いに行きとても喜んでいただけました。
&bsp;そこで一緒に作品を見てもらい、みんなで泣き笑いしましたっけ。
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会えばどんな状況でもやっぱり大ちゃんファンの集いです。
さっそく「キス&クライ」に大はしゃぎ。大ちゃんのプライベートショットに「ねえ?若返ってるんじゃないー?」って以前と変わらぬ様子でしたし、あの時は予想していたよりもお元気そうでお会いできてよかったと胸をなでおろしました。
面会室のブックラックには羽生結弦君表紙のソチ五輪金メダル記念雑誌が置いてありました。こんなところにもフィギュアの雑誌があるよーって早速取ってきた友達がたーちゃんさんに見せたところ、「若いねえ」って目を細めてました。
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だってこれ羽生君だよ?(この時19だけど今だってまだ22だよ)って笑ったんですけど、彼女は羽生君の顔をじっと見つめて
「若いねえ、キラキラしてる~きれいねえ」っておっしゃってました。それで私はたーちゃんさんがご自分の状況を把握してることを読み取れたのです・・・
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命がそこにある。それだけで尊く愛おしいと。彼女にはそう見えるようになったのだ。そう感じるようになってしまったのだと理解しました。
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だから残された時間はそんなにないことを私はわかってたのに・・・そこから目をそらしてしまった。
彼女はこの面会室から桜が見えるんだよーって窓を指さしました。どうか来年の桜を彼女に見せてくださいと心の中で祈り眺めた景色は忘れられません。
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退院後は遠く離れてお住まいだった妹さんのところで療養されていたのですが、たーちゃんさんはそれは機嫌がよくって毎日声をあげて笑っていたとおっしゃってました。
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私が送ったDVDもちゃんと見てくださって、「おおおおーーー」って。
妹さんのその声真似がそっくりで彼女の様子が目に浮かびました。大変に喜んでくださり、枕元にずっと置いていらしたとか。
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それから毎日毎日、大ちゃん、大ちゃん言ってて、みんなとあちこちいろんなところに出かけたんだよって話していらしたそうです。
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妹さんによるとたーちゃんさんはあまり友人と積極的に交わるような人には見えなかったんだそうで、どちらかといえば偏屈で団体行動は苦手な人と思い込んでいらしたとか。だからてっきり寂しい人だと思ってたらこんなにも多くの友達がいて、にぎやかに楽しくやってたと知って驚いたとおっしゃってました。
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退院後の姉はまるで自分の姉ではないみたいだったと。
それはわかります。姉妹と言っても身近にいなければ自分の趣味や生活の様子を打ち解けて話せることはなかなかないですからね。
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私が最後に電話をいただいたのは7月8日でした。しかし無言だったので、なんどか呼びかけた後に何かの間違いかな?とこちらから切ってしまいました。その前にお電話いただいたときは大変元気でしたから。
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今思うとたぶん私の声が聴きたかったんだろうなと思います。伝えたいことが山ほどあって、でもそしたら私がショックを受けると思って黙っていらしたんだと。
なぜあの時相手が無言であってもずっと話しかけていなかったのか?ラブオンザフロア見てきたよ。大ちゃんとってもすごかったよと報告しなかったのか。
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それだけが悔やまれます。ですがブログは欠かさず読んでくださってたので、最後までレポートは目を通してくださったと思います。それだけは間に合って良かった。
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「こうやって大ちゃんファンの皆様と過ごせた時間が姉の人生で最高の幸せでした。」
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妹さんから皆さんに伝えてくださいとのことです。
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綺羅星のように輝く人々からしてみれば、私の命など極ごく微細なものです。なんと頼りなく儚い身であることか。しかし大ちゃんがきっかけでめぐり会えた人と人生のひと時を共有できた。
そしてそれがたーちゃさんと妹さんの絆を深め、最後の日々を明るくしたのだと思えば、少しはお役に立てたのかもしれません。
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そう信じることにします。
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楽しいブログにできずにすみません。ですが友人のひとりとしてたーちゃんさんを知る人にお伝えするのが私の義務だと思いました。
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彼女は医療関係のお勤めでしたので筋肉については詳しくって、良く調べていらっしゃいました。
なので肉体から解放された今はきっとTHE ICEをかぶりつきでご覧になってると思います。
結構辛口なところもありましたから、「ええ?ここでジャンプをミスするーー??」なんて突っ込みながらね。
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いやもしかしたら大ちゃんを一層輝かせるキラキラとなって一緒に滑ってるかもしれません。
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たーちゃんさん、そしたらちゃんと私に教えてくださいね。夢の中でもいいから。またいつか・・・
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