ラスボスの人気モデルを超特価・激安で!注目のアイテムが勢ぞろいしてます
脚本・演出/大野 拓史
作曲・編曲/高橋恵,玉麻尚一 振付/峰さを理,平澤智 殺陣/清家三彦 装置/新宮有紀 衣装/川底美由紀 照明/水谷信雄 音響/実吉英一 歌唱指導/KIKO サウンドプログラマー/上田秀夫 映像/九頭竜ちあき 演出助手/生駒怜子 舞台進行/荒金健二
前の記事にも書いた通り、この日は『邪馬台国の風/Sate!!』との連荘でした。そういえば、あちらの感想もまだ途中...
卑弥呼の没年は、247年あるいは248年頃とされているのですね。それに対して、阿弖流為の死は、802年9月17日(延暦21年8月13日)と日にちまで確定できます。いずれにしろ、午前、午後で、550年程の時代を飛び越えたようです。
そうですね。作品のクオリティーにも、
私以外は○作と呼ぶ人がいない
と言うか、○作どころか、2016年を代表する○作と評されることが多いのが厳しい
私自身は、何度見ても、この作品と○作とまで言う理由が全く見つからず...、
とにかく今は、私にとっての、2016年全観劇中、最高の公演である
のスカステ放送が何よりも待ち遠しい...。
まあ、結局、どなたがどう仰ろうと、それが大多数でも、自分自身が感じれるものが、きちんとあればいいわけですから...。
ということで、私は、大野先生の和物には期待しかありませんでした。
けど、実際はどうだったでしょう?
7/15のに続く、2回目の観劇が日本青年館ホールの大千秋楽となりました。思いっきりの最初と最後の2回だけの観劇。
『邪馬台国の風』は観るごとに演出が変わる感じでしたから、こちらも、ひょっとして
「演出に変更があるのかな?」
とかも思ったのですが、おそらくは何もなし?
ただし、こっちゃんのダンス、ドラマ初日は
「少しいつものキレがないかな?」
とか感じていて、「衣装が重いの?」とか考えていたのですが、この日のダンスはキレキレ!
演出の変更があまりないこと自体が、最初からの完成度の高さを示しているかな?
まあ、『邪馬台国の風』は、変更して変更して、ようやく○作レベルから脱出みたいな感じ
わたし自身は、初日観劇時、阿弖流為の英雄としての成長、佳奈と阿弖流為の、そして飛良手や菟穂名の物語に物足りなさがあって...、
あとは、あまりに紀古佐美が情けなく、あそこの戦いが全然盛り上がらない...などが気になっていましたが、
このストーリーが分かっている観劇でも、さらに○いてしまっていたし...。
さらに、この二度目の観劇では、そこまでのいくさの物足りなさは、少人数の公演の中、最後の田村麻呂軍との戦いを大きなクライマックスに持ってくるための工夫にも思えて、
改めて、
原作があるとはいえ、花組公演の芝居のストーリーのペラペラさを、さらに実感したかもしれません
主題歌も悪くはないのだけれど、こっちゃんの主演作となれば、ヒロインとの二重唱、二番手、三番手役との重唱、コーラスなどなどに、もっともっと名曲が欲しかった...ような...。
少なくとも、
この悲劇の英雄に相応しいもっと壮大な歌曲があれば...って、小劇場公演で高望みしすぎでしょうか(笑)。この前が“ショーヴラン”だったので、尚更そう感じたのかもしれませんね。
○ コスチューム
ここは、予算が全然違うでしょうから、比べてはいけませんね...。
フィナーレ・ショーがあるのは、宝塚ならではの“おおーーっきなお楽しみ!!” 私自身も、外部μを見た時に、最も物足りなく感じるのはここですね。
まず、星組期待の下級生3人
満を持して、それらの者どもを引き従えたラスボス
が登場で、一気に盛り上がります。
まだ、ちょっと自信なさげだった、もうすぐ放送の『ガイズ』新人公演の頃とは見違えるよう?
真ん中感がしっかりとあって、来年8月の小劇場の主演は、ぴーすけ君...じゃなくて、「せおっち」のはずです
勿論、本当の
っていう感じで熱く踊ってません? デュダンなんですから、もうちょっと風情というものが...(笑)。
“みりゆき”を観たばかりでしたから、一層そう感じたのかもしれませんけど...。
まず冒頭の「しーらん」の
そして「こっちゃん」
二回目の方が、さらに泣けて泣けて...、
大野先生の手腕も光る、とても良い公演でした。
音楽をもう少しブラッシュアップして、もっと大きな会場で、もっと大人数で、よりスペクタルに、勿論こっちゃん主演で、再演しましょう!