「救急車脳」のヤツには何を言ってもムダ

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旦那さんの月命日の今日。

29日。

1ケ月がたちました。

あっという間?

まだ1ケ月?

人と違う時間軸に生きているようです。

あの日にもどって

私に言いたい、、、

旦那さんに伝えたい、、、

これは、自分の記録のためでもあります。

気分を悪くされる方は、スルーしてくださいね。

航海から帰ってくる予定だった29日。

実希とも、「お父さんが帰ってくる日だね」って。

そんな会話をしながら

実希は仕事に行きました。

その3日前には、枕崎港に旦那さんはいて。

電波が入るといつも、

「変わったことない?」

と、必ず電話をしてくれる旦那さん。

その日は、

「きのうさ、胸が痛くて目が覚めたんだよね」と。

いつも心配性な旦那さんに私は、

「まっ、帰ってきたら病院行くといいよ」と。

今思えば・・・

もっと私が心配症なら・・・

「病院に行ってほしいから、

船長に言って」と、

強くお願いしていたでしょうね。。。。

そしたら、、、

29日。

私はベビマ教室で。

旦那さんは少し早く帰らせてもらって、

家に帰らずに直接病院へ。

教室の前に、LINEをみたら

「おれ、重症らしい。

今から生協病院に行ってくるね」と。

紹介状を持って、自分で運転して行ってました。

重症なら、なんで救急車を呼んでくれなかったんだろう・・・

心臓だったら、なんで近い大学病院じゃなかっただろう・・・

なんで?　そう思います。

今さらですが・・・

教室のレッスンが終わり、

何やら携帯に着信が。

いつもは見ないのに、たまたま。

すると、緊急手術が必要とのこと。

病院のドクターからの連絡です。

ママたちには、「ごめんね～」と言って、

帰っていただくことに。

向かう車の中でも、不安はありましたが、

その後、最後になるとは思わず、、、

というか、そういう想像さえしていないし。

さて、これからの仕事の入れ方を考えなきゃな、くらい。

病院に向かい、説明を受けると

心筋梗塞ではなく、

簡単にいうと、心臓がけいれんを起こしていると。

ICUにいる旦那さんのところに顔を出すと、

普通に会話できていました。

私の顔を見るなり

「教室だったのに、ごめんね。。。」と。

「大丈夫よ☆」

そんな会話もしたり、

実希の話をしたり。

実希の話をすることで、

元気が出ると思って。

これからの仕事のことも気にしていて。

入院期間が、2～4週間と説明を受けたので、

そのように伝えると、

そうか・・・と、言ってました。

ごめんね・・・と。

のどが渇いたと、お水を飲ませてあげたり、

寒いというので、足をさすったり。

そうこうしているうちに、

とろとろと眠るように。

心臓が過剰に動いているので

酸素が脳に行かないのかもと説明受ける。

それまで、何回か不整脈もあったようで、

寝ている方がラクなら、それがいいと思ってました。

その間に、入院に必要なものを買い出しに。

帰ってきてからも声をかけたり。

そうこうしているうちにまた、

強い不整脈がきて、、、

処置でバタバタしだして、、、

怖くなって外に出た。

でも、死ぬかもという恐怖心は全くなく

がんばれ☆と思っている自分。

それからあっという間に意識もなくなり

心臓もとまり、、、

大学病院に搬送。

「死ぬ」ということはないと思っているので、

大学病院に行けばまた

心臓も動きだすのだろうと。

大学病院につき、

伝えられたのは

もう1時間、心臓マッサージしていますが、

どうされますか?

・・・・・・・・・・・・・・

あまりも悲惨な旦那さんの姿に

「もうやめてください」

と、言った私。

正直、ドラマの世界に

自分がいるようでした。

朝、LINEしていたのに。

病室で、お話もしていたのに。

2～4週間の入院って、聞いたのに。

それからは、

怒涛のような時間が流れる。

結婚式みたいに準備があるわけでもなく、、、

病院の中から、葬儀屋さんに連絡。

それまでに、旦那さんに着せてあげたい制服を

船まで取りに行ってもらいました。

かっこよくしてもらい、

葬儀屋さんに家まで運んでもらう。

旦那さんをリビングで寝かし、

そのまま葬儀の打ち合わせ。

何がなんだかわからない。

棺の大きさや、祭壇のタイプ。

骨壺や、参加者の人数に合わせた会場選び。

遺影の写真の準備や、

棺に納めたいものの準備。

会場のオードブルや飲み物の注文。

式の流れ・・・

悲しいという感情よりも

何が今起こっているのかわからない現実。

旦那さんのお兄ちゃん夫婦が、

一緒に色々と考えてくれたりしたので、

本当に助かりました。

自分だけでは、決められないことばかりで。

それが夜中。

やっと、帰ってきた旦那さんを

ゆっくりと見たのは夜中の2時ぐらい。

その日は、旦那さんの横で

旦那さんの横顔をみながら

一緒に寝ました。

教室の前の旦那さんとのLINEから

この夜まで。

たったの半日。

半日よ。

目の前にいるから

なんの実感もなく。

ただ、目をつぶっているだけの旦那さん。。。

フィリピンに行っていた息子も

夕方には帰ってきて

最後の家族時間。

なんだろう。

この時間。

それから

お通夜と告別式の二日間。

たくさんの方に参列していただき、

たくさんのお花や弔電もいただきまして

ありがとうございました。

まだみなさんに、

しっかりお礼も言えてない方もいらっしゃいます。

ごめんなさい。。。

それから1ケ月という時間。

時間が解決してくれる・・・

そんな言葉をいただきますが、

正直きついです、、、

時間が経てば経つほど

姿を追ってしまう、、、

会いたくなる

触れたくなる

声が聞きたくなる

普通に車ででかけたい

一緒にご飯がたべたい

一緒にテレビがみたい

一緒に・・・

一緒に・・・

って。

もう叶わないのにね、、、

ついつい、、、

まだまだ、涙が流れない日はないです。

けれども、みなさんからかけていただく言葉で

なんとか前を向けています。

こんなに人の愛を感じたことない

人がこんなに温かいんだって

いつか必ず、また恩返しができるように

地にしっかりと足をつけて

感謝の気持ちをもって

生きていければと思っています。

私のその生き方を

旦那さんに

「恵子は相変わらずだな。

けど、恵子らしいよ」って

言ってもらえるように。

焦らず

ゆっくり

旦那さんにそう言ってもらえているようです

さてまた、区切りができました。

生徒さんの授業も順調に進んでいます。

また、新しい生徒さんの授業もはじまります。

せっかくの人生。

後悔のないように、

したいことはして

食べたいものは食べて(笑)

とにかく、 &bsp;

一日一日を大切に生きたいですね

メンタル落ちから立ち直りつつ 体調不良な凛華です